loading

映画『蒸発』予告編

蒸発 JOHATSU – INTO THIN AIR

日本では毎年約8万人が失踪しそのうち数千人が完全に消える――

awards awards

監督:アンドレアス・ハートマン & 森あらた

撮影:アンドレアス・ハートマン編集:カイ・アイアーマン(BFS)⾳楽:ヤナ・イルマート & ⽵原美歌⾳響:ニルス・フォーゲル リヌス・ニックル
制作:Ossa Film共同制作:Mori Film バイエルン放送(BR)プロデューサー:アンドレアス・ハートマン共同プロデューサー:森あらた
助成:ドイツ連邦政府文化メディア庁(BKM) Film- und Medienstiftung NRW配給:アギィ
ドイツ・日本/2024年/カラー/DCP/86分
awards awards
3月14日(土)日本解禁 ユーロスペースほか全国順次
メイン画像1

INTRODUCTION

人はなぜ、ある日突然、社会から姿を消すのか?
逃走と再生をめぐる圧巻のドキュメンタリー

日本では毎年、約8万人が失踪する。その多くはやがて帰宅するが、数千⼈は完全に姿を消してしまう。彼らは「蒸発者」と呼ばれる。理由は、⼈間関係のトラブル、借⾦、ヤクザからの脅迫など、さまざま。いわゆる「夜逃げ屋」の支援を受ける者もいる。すべてのしがらみを断ち、見知らぬ土地で、新しい生活を始める。深い喪失や挫折と、人生をゼロからやり直す希望が交差する。こうした「蒸発」という現象は、これまでも優れた文学や映画のモチーフになってきた。映画『蒸発』は、⽇本における蒸発の実態に迫ったドキュメンタリーだ。知られざる夜逃げ屋の仕事、そして失踪者と残された⼈々が抱える⼼の葛藤や、和解に至るまでの道のりを、没入感のある映像で描き出す。

サブ画像1

本作は、ドイツ人映画作家アンドレアス・ハートマンと、ベルリンと東京を拠点に活動する映像作家・森あらたとのコラボレーションから生まれた。ドキュメンタリー映画祭の最高峰の一つ、コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭では連日超満員を記録し、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭では最優秀作品賞を受賞。さらに40以上もの国際映画祭で注目を集め、ドイツ国内50館以上のアートハウスで上映され「JOHATSU」という言葉を世界に知らしめた。その映画が、ついに撮影地である日本で劇場公開される。

サブ画像2 ※出演者たちの身元を保護するため、AI技術で一部の顔や声に加工しています
メイン画像2

REVIEWS

圧倒的な没入感
スクリーン・デイリー紙
“自ら姿を消した人々”をめぐる胸を打つ記録
ザ・ガーディアン紙
社会的な虚無感が奇妙なほど美しく立ち現れる
南ドイツ新聞
日本のダークサイドを露わにするドキュメンタリー
インディペンデント紙
メイン画像3

DIRECTOR PROFILES

アンドレアス・ハートマン

アンドレアス・ハートマン

監督/プロデューサー

ベルリンを拠点に活動する映画監督・プロデューサーであり制作会社Ossa Filmの創設者。「コンラート・ヴォルフ」映画・テレビ大学を卒業後、ベルリン芸術大学ではトーマス・アルスラン教授のもと、マイスターシューラーとして学ぶ。これまでに TOKAS、ヴィラ鴨川、DAAD によるミャンマーおよびベトナムでのレジデンスなど、数多くのアーティスト・イン・レジデンスに参加。ベルリナーレ・タレンツおよびサンダンス・インスティチュートの卒業生。ゲルト・ルーゲ助成を受け、ドイツテレビアワードのグリム賞にノミネートされる。監督・プロデュース作品は、ヴェネツィア国際映画祭、釜山国際映画祭、DOKライプツィヒ、フィレンツェポポリ映画祭、シネマ・デュ・レエルなど、世界各地の国際映画祭で上映されている。長編第3作『自由人』は、第22回釜山国際映画祭にて釜山シネフィルアワードを受賞。

メッセージ

10年ほど前、日本滞在中に「蒸発」という現象、そして人生をやり直す手助けをする「夜逃げ屋」の存在を知りました。自らの意思で姿を消すという選択の裏にある、深い喪失感と可能性に強く惹かれました。
外国人である私の視点と、長年日本を離れて暮らしてきた共同監督・森あらた氏の視点が重なり合うことで、日本社会の中ではしばしば見えにくい「隠された世界」への扉が開かれました。本作は、日本特有の社会現象を記録するにとどまらず、人間の心理に迫る普遍的な試みでもあります。私たちはあえてセンセーショナルな表現を避け、人々の声に静かに耳を傾ける姿勢で制作に臨みました。
この作品が、社会的規範、家族や職業といった日本社会の構造について、判断や非難を加えることなく、注意深く、そして敬意をもって考えるきっかけとなることを願っています。

森あらた

森あらた

監督

ベルリンと東京を拠点に活動する映画監督・映像編集者・アーティスト。ドキュメンタリー映画、テレビドキュメンタリー、ダンス・シアター、建築など、その活動は多岐にわたる。学習院大学日本文学日本語学科、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ美術大学ファインアート科を卒業。映画界の巨匠ヴィム・ヴェンダース自らが選び、新進気鋭の若手映像作家に贈られるヴィム・ヴェンダース奨学金を受賞。またアジアン・カルチュラル・カウンシル個人フェローシップを受ける。2021年には、中国の新シルクロード沿いの都市を舞台にした架空の映像旅行記、実験的ドキュメンタリー作品『ア・ミリオン』が、第64回 DOK ライプツィヒでワールドプレミア上映。建築写真家ラウリアン・ギニトイウとともに“another:”を共同設立、BIG、OMA、SO-IL、塩田千春ら著名建築家、アーティスト達と映像を通してコラボレーションを行う。ヴェネツィア建築ビエンナーレにも作品を出展。またディレクターとして、イランなど危険地帯に赴きNHKスペシャルの難民・運び屋取材を敢行。WOWOWとIPCの共同プロジェクト、パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」では、国際エミー賞にノーミネートされる。

メッセージ

人生の半分を欧州で暮らしてきた私にとって、生まれ育った日本は半ば遠い国でした。しかし本作を通じ、この国の新たな側面、そして日本人としての自分自身を再発見することができました。
「蒸発」は広く知られながらも、日本社会の暗黙のタブーです。制作を通して驚かされたのは、この言葉にまつわる個人的な物語を、一見普通の人々が誰もが一つは抱えているという事実でした。本作では、複雑で周縁的でありながら同時にどこにでも存在する、目に見えないブラックホールのような世界を描いています。そこで私たちが気づいたのは、蒸発者が新たな地で探しているのは、自由や安全だけでなく「自分自身」だということです。
世界各地で上映されてきた本作が、ついに日本で配給されることを光栄に思います。この記録が、皆さんの心に秘めた物語とどこかで重なることを願っています。

メイン画像4

TRAILER

THEATER

3月14日(土)日本解禁 ユーロスペースほか全国順次
北海道・東北
地域 劇場名 電話番号 公開日
北海道苫小牧市 シネマトーラス 0144-37-8182 近日公開
備考:月曜定休
関東
地域 劇場名 電話番号 公開日
東京都渋谷区 ユーロスペース 03-3461-0211 3/14(土)〜
備考:
神奈川県横浜市 横浜シネマリン 045-341-3180 4/4(土)〜
備考:
神奈川県川崎市 川崎市アートセンター 044-955-0107 4/4(土)〜
備考:月曜定休(祝日の場合は翌日)
神奈川県逗子市 シネマアミーゴ 046-873-5643 近日公開
備考:不定休
群馬県高崎市 シネマテークたかさき 027-325-1744 4/17(金)〜
備考:
千葉県柏市 キネマ旬報シアター 04-7141-7238 近日公開
備考:
埼玉県川越市 川越スカラ座 049-223-0733 4/18(土)〜5/1(金)
備考:火曜・水曜定休、4/19(日)は休映
茨城県那珂市 あまや座 029-212-7531 近日公開
備考:水曜定休
中部
地域 劇場名 電話番号 公開日
新潟県新潟市 新潟・市民映画館シネ・ウインド 025-243-5530 近日公開
備考:火曜定休
富山県富山市 ほとり座 076-422-0821 近日公開
備考:
石川県金沢市 シネモンド 076-220-5007 3/28(土)〜
備考:
長野県長野市 長野相生座・ロキシー 026-232-3016 4/3(金)〜4/16(木)
備考:
長野県上田市 上田映劇 026-822-0269 4/17(金)〜
備考:月曜定休
静岡県静岡市 静岡シネ・ギャラリー 054-250-0283 近日公開
備考:
静岡県浜松市 シネマイーラ 053-489-5539 近日公開
備考:
愛知県名古屋市 ナゴヤキネマ・ノイ 052-734-7467 近日公開
備考:火曜定休
近畿
地域 劇場名 電話番号 公開日
大阪府大阪市 第七藝術劇場 06-6302-2073 3/20(金・祝)〜
備考:
京都府京都市 京都シネマ 075-353-4723 3/20(金・祝)〜
備考:
兵庫県神戸市 元町映画館 078-366-2636 3/21(土)〜
備考:
兵庫県豊岡市 豊岡劇場 0796-34-6256 近日公開
備考:木曜定休
中国・四国
地域 劇場名 電話番号 公開日
広島県広島市 横川シネマ 082-231-1001 近日公開
備考:
愛媛県松山市 シネマルナティック 089-933-9240 近日公開
備考:
香川県高松市 ソレイユ 087-861-3366 3/27(金)〜
備考:
九州・沖縄
地域 劇場名 電話番号 公開日
福岡県福岡市 KBCシネマ 092-751-4268 近日公開
備考:
大分県大分市 シネマ5 097-536-4512 近日公開
備考:
熊本県熊本市 Denkikan 096-352-2121 近日公開
備考:
鹿児島県鹿児島市 ガーデンズシネマ 099-222-8746 4/6(月)~4/11(土)
備考:
宮崎県宮崎市 宮崎キネマ館 0985-28-1162 4/24(金)~5/7(木)
備考:
沖縄県那覇市 桜坂劇場 098-860-9555 近日公開
備考: